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栗コラム
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涼しく快適なカナダ研修ツアーから戻りました。
さすがに大阪でも朝晩は涼しくはなってきておりますが、まだまだ日中は残暑厳しいですね。
さて、カナダツアーの報告は追ってするとして、一昨日に行ってきました六甲山ハイキングの報告です。
 
今回のコースは、JR甲南山手駅から魚屋道(ととやみち)を辿り、風吹岩から雨ヶ峠を経て六甲山頂に立ち、有馬温泉へと抜けるコースです。
私の地元が有馬温泉と言うこともあって、小学校時代から何度も通った六甲山ですが、表六甲から魚屋道を歩いたことはありませんでしたので、今回のハイキング企画に先立ち、11日にも下見として歩いてきました。
 
甲南山手駅に降り立った下見の日。
なんと、私としたことが登山地図を忘れてきたことに気づきました。
が、時すでに遅し。前日に見ていた地図を頭に描き出し、とりあえずは北へと歩き出します。
阪急を越えればすぐに住宅街とはなりますが、すでに急坂。
閑静な住宅街を登りつめれば、行き止まりとなってしまいました。
とりあえずは引き返すも、どこまで戻ればいいのやら…。
わからなければ聞くしかない。と言うことで、歩いている人に声をかけ、ようやく登り口発見となったのでした。
 
この魚屋道は、それほど多くの人が歩いていないのか、しばらくすれば雑草がわっさーと腰の辺りまで生い茂り、すっかり藪漕ぎ状態。20分ほど歩いてようやく蛙岩へ到着したのでした。
この藪漕ぎでは、ちょっと道案内するには問題ありか。コースを変えたほうがいいかなあ…と思っていたところ、一昨日行ってみればすっかり登山路の雑草は刈り取られておりました。
いったいいつの間に?
 
この蛙岩までがこのコースでの難所の一つ。甲南山手駅からが登りっぱなしの状態で、登山道に入る頃には汗が噴出し、蛙岩にたどり着く頃には、汗は滴り落ちるほど。
すでにダイエットは成功か?
 

歩き始めて1時間ちょっとで風吹岩に到着。ようやくここからは展望が開け、大阪湾から神戸の街並みが見渡せます。海からの風が吹き抜け心地いい。
ここからは緩やかなアップダウンを繰り返し徐々に高度を上げていきます。
雨ヶ峠に到着したところで、昼食にするかどうかと迷うところですが、とりあえずは山頂を目指します。
しかし、ここからがちょっときつい。ひたすら長い登りが1時間続いて、山頂(932m)です。
ダイエット目的ならここで十分目的達成でしょうか。水分は飲んだ以上に汗となって放出されているはずです。
甲南山手駅から山頂までは約3時間と言ったところ。ゆっくり昼食をとったあとは、有馬温泉を目指して下るのみ。
070913a.jpg








今回通ったこの魚屋道とは、その昔神戸でとれた魚を深江から有馬まで運んだと言う道です。
往復を日帰りで通ったと言うのですからさぞかし大変だったでしょうねえ。しかし、まあ仕事ならいざ知らず、昔の人から見れば我々のようにレジャーで歩いているほうが奇異に映ったのかもしれません。
 
下りは、1時間ほどで有馬温泉まで下りてきます。
ハイキング後は温泉に入って帰るというパターンになるのでしょうが、地元民の私ですので少々有馬の街もご案内致します。
 
まずは、炭酸泉源。
ここでは炭酸水が湧き出してきており、飲むことも可能です。
ちなみのその味は…、ま、それだけではそんなに美味しいもんではないですが、口に含めばショワショワとまさに炭酸らしさが味わえます。
昔は炭酸水に砂糖を混ぜて飲んでいたそうで、これがサイダーなんですね。
今では街角で「有馬サイダー」として売られています。
 
続いて、泉源めぐり。有馬の街にはいくつかの温泉の泉源があって、それぞれ整備されておりますので、見て歩くこともできます。
「天神泉源」「妬泉源」「御所泉源」…等、街の中にありますので、立ち寄ってみてはいかがでしょう。
 070911b.jpg

伝統工芸といえば、竹細工(有馬籠くつわ)に人形筆(西田筆店)。
有馬を訪れた千利休の求めによって茶道具として作られた竹細工が、今では茶道具はもちろん竹で作られたカバンやかごも売られております。
文字を書こうと筆を持つと人形が顔を出し、逆さにすれば引っ込むと言う仕掛けのある人形筆は、色糸を巻きつけたその筆軸も美しいものです。使うにはちょっと惜しい気もしますが、書に興味のある方なら立ち寄られてはいかがでしょうか。
 070911c.jpg

瑞宝寺公園に鼓ヶ滝公園もお勧めです。
特に瑞宝寺公園の紅葉はすばらしく11月頃にはもみじが真っ赤に染まります。11月2・3日には有馬大茶会も開かれます。秋に訪れるならぜひ。
 
最後にはもちろん温泉に入って帰りましょう。
日帰りの公共温泉として「金の湯」・「銀の湯」がありますが、露天風呂がないのが残念なところ。
曜日や時間制限がありますが、旅館でも日帰り入浴を受け付けているところがありますので、露天風呂のある温泉でゆっくりと言うのならこちらでどうぞ。
旅館によって設備も趣も違いますので、温泉めぐりもいいかもしれません。
 
お風呂上りには一杯飲んで、阪急バスなら1時間で大阪・梅田まで戻ります。
今回は、六甲山ハイキングに日帰りでの有馬温泉をご紹介致しましたが、有馬温泉ではもちろん泊まりのプランもいいのではないでしょうか。
ちょっと高いと言うイメージもあるようですが、今では素泊まりやコテージ、朝食のみのプランもあるようです。
ハイキングで有馬温泉に下りてきて、日帰り温泉でゆっくりしたあとは、焼肉でも食べて泊まるなんていうプランでもいかがでしょう?
 
たび忍 クリ
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  • 晴れてよかった~♪
R.A 2007/09/18(Tue)14:16:16 編集
こんにちは~(゜∀゜)/☆ 

コメント遅くなってスイマセン;
先日はどうもお疲れさまでした!

前の日に天気が良くないって聞いてたんで
ちょっと不安でしたけど、そんな不安はどこへやら~♪ スッキリ晴れてよかったです。

笑いありハプニングありの魚屋(ととや)珍道中。楽しかったです。
最初の30分がすごくキツくて、いきなりリタイア!? かと思いましたが、クリさんが「体が温まってきたら楽になる」って教えてくれたんで、がんばって登ってたらホントに楽になりました。気づいらいつの間にかみんなで話しながら歩いてました。

でも1年?以上ぶりの山登り。六甲およそ900m..ちょっとハードだったかなぁ。
一緒に登った☆リンさんも最後の下りでは、かなり答えたみたいで辛そうでした。
いきなり六甲誘ったのは、ちょっと悪かったかなぁ。。

山登りだけでなく、有馬の街めぐりも出来て良かった。炭酸泉源の炭酸水を初めて飲んだり、伝統工芸に触れたり、温泉に浸かったり。
中でもとても印象に残っているのが、仕掛け人形筆。人形の頭がちょこっと出てているのが可愛かったです。それに筆軸の色とデザインがすごく奇麗で感動しました。また手作りっていうところもいいな、と思いました。

毒きのこ、へび、蛙岩、なぜか山頂で寝ていたネコ。などなど。
いろんなものが新鮮に映り、癒された一日でした。そして何よりも登頂が出来たことが嬉しかったです。
☆さんも辛かったけど楽しかった~!ってすごく喜んでました。ちなみに☆さんは、かなりのお笑い好きだそーですヨ。

案内していただいてあがとうございました☆ 


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HN:
たび忍 クリ
性別:
男性
職業:
旅行会社勤務
趣味:
登山・キャンプ・釣り・カヌー・旅行
自己紹介:
金融機関に勤めること14年。何を思ったかアウトドアに特化した旅行会社だ!と言うことで、旅行業界へ転身。2007年ゼロからのスタートを切った。

【渡航歴・旅行歴】
海外…中国、香港、韓国、インドネシア、フィリピン、インド、ネパール、マレーシア、シンガポール、ベトナム、オーストラリア、トルコ、ギリシア、モロッコ、エジプト、ケニア、イタリア、フランス、デンマーク、ノルウェー、カナダ、アメリカ合衆国、コスタリカ、ペルー、アルゼンチン、チリ

国内…北海道、青森、秋田、山形、福島、宮城、群馬、栃木、東京、千葉、神奈川、新潟、富山、石川、福井、長野、山梨、三重、奈良、京都、和歌山、兵庫、岡山、鳥取、島根、広島、山口、香川、徳島、愛媛、高知、福岡、長崎、佐賀、大分、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄
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