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栗コラム
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いや~、暑い!
梅雨が明けたとたん、猛烈な暑さの日々が続いております。
私は、平日はほぼ事務所で過ごしておりますが、残念ながらエアコンがありません。
ちっちゃな扇風機が、生温い風をかき回すだけで、一向に涼しいはずもなく・・・。

そんなこんなで、さっぱり仕事も手につかず、ウダウダしながら、久しぶりに『栗コラム』を開いてみると、さっぱり更新してないじゃん!
まあ、私以外に書いている人がいるわけではないので、うすうす気づいておりましたが、これでは熱心な栗コラム読者に申し訳ない、と言うことでキーボードを叩き始めた次第でございます。

先週末に行ってきた、白馬鑓温泉!
ここの温泉は、素晴らしい!何より山に登って、そこで絶景の露天風呂に入れるなんて、そうそうそんな場所はございません。
それはともかく、そこでのテント泊で目覚めた朝のこと。

ヘッドランプが壊れてました。
いや、正確にはヘッドランプとベルトをつなげる部品の一部が折れてしまっておりました。
ランプは問題なく点くものの、これでは、頭に固定できません。
下山後、早速登山用品店に立ち寄って、部品のことを尋ねてみましたが、スペアの販売はないとのこと。


部品はプラスティック製で、接着剤で修理しても強度に不安があるため、今回はやむなく新調することに致しました。
何しろ私の使っている山道具は、壊れても修理しながら10年単位で使っているものばかり。
このヘッドランプも、前回のものを紛失したため購入したものですが、5年以上は使っているでしょう。


で、新たに購入したものがこちら。
Black Diamondの『GIZMO』です。
価格と単4電池2本ですむので、決定。

明日の南八ヶ岳企画からデビューです♪

たび忍 クリ

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自分は健康だ、とは思っていても、果たしてそれは、本当なのだろうか?

最近すっかり、近くのものが見えにくくなってきた
歯は、半分以上治療済み
頭には白いものが増え、頭を洗うとどっさり抜けているように感じる時もある

今年の4月から事務所を移転してから、平日には一歩も家から出ない日も多くなった
運動といえば、月に3~4回の週末の登山やハイキングのみ
そのあとには、決まって飲み過ぎる
なまった身体を鍛え直すべく、朝に腹筋と腕立て伏せを始めて約2ヶ月

健康であるとの自信を確信に変えてくれるものは、年に一回受けている健康診断のみ
その健康診断の結果が昨日届いた



昨年の診断時と比べて、身長は2mm縮んで、体重は0.4kg増えた
肝機能障害の疑いがあるとの所見以外は、異常なし
γ-GTPの値を見てみると、要指導の判定ではあるが、一昨年より昨年、今年と改善してきている感じ
平日は飲まないとしても、週末だけで1週間分飲んでる感じなので、まあこれぐらいは仕方ないのか?

身体が資本ですが、まだもう少しは頑張れそうです♪

先日(2013年11月17日)、大普賢岳に行った時に、ラーメンを作ろうとガソリンストーブのポンピングを始めたのですが、圧がかかりません。

ゴムのパッキンが劣化していたり、寒くなると縮んで圧がかからなくなることがあります。
この時は、油を差し込んでチャレンジしてみましたが、時間も押していたことにより断念。


結局ラーメンは、下山後にカセットコンロで作ることに相成りました。


こちらがそのガソリンストーブ、コールマンのスポーツスター2。
20年以上愛用しているものですが、これまでもパッキンを交換するぐらいで、ほぼメンテナンスフリー。


自宅に帰ってポンピングをしてみると、ちゃんと圧もかかって火も点きました。
パッキンに油がなじんだせいでしょうか、それとも気温が高いためにゴムが膨張したのでしょうか。
しかしながら、前回パッキンを交換してから数年は経っているので、ゴムの劣化は否めません。
と言うことで、パッキン(正確にはポンプカップ)を交換することにしました。


ポンプキャップを外します。


ポンプ部分を抜き取るとこんな感じ。
先端の黒い部分が、ゴムのポンプカップです。


皮のポンプカップがあるとのことで、今回はこちら(右:300円也)を取り寄せました。
黒(左)が今まで使っていたポンプカップです。


留め具を外して交換完了!
皮製品なので、油をなじませないといけません。
専用の油もあるようですが、手元にないので、エクストラバージンのオリーブオイルをつけてみました。


皮になじんでやわらかくなってきたところで、ポンプを装着。


ポンピングもスムーズになって、無事に点火!
交換完了です。
今週末には、再び活躍してくれるでしょう!


梅雨入り宣言が早すぎたのか、それとも今年の梅雨がヤル気がないのか?
いずれにしても、6月に入ってからはいい天気が続いております。

梅雨が明ければ、いよいよ夏山も本格的に始まり、冬の道具もそろそろしまいこむところでしょうか。
そうは言っても、この時期まだまだ標高の高い山では雪も残っている頃です。

山の道具は、整備と工夫を加えながら使い込んでいくことで愛着も沸いてくるものです。
そんな中、『PAO工房』にアイゼンが、持ち込まれました。


こちらグリベルの12本爪アイゼン。
これは、私も同行していた時に起こったトラブルです。
アイゼンのバックルが、内側になっておりました。これは、ベルトの付け間違いだろう、と言うことでその場で、ベルトをスルスルと抜き取ってしまいました。
バックルが外側になるように、かかとの留め具にベルトを反対側から通します・・・。
が、2つ目の穴に通りません。

留め具には、ベルトが通るだけの細い穴が2ヶ所開いているのですが、外側よりも内側からのほうが、通りにくくなっております。
現場では、30分ほど試行錯誤しながら格闘しましたが、とても無理との結論に至り、ベルトの穴の片側だけに通すと言うことで、その場は下山致しました。
うかつにも両方のアイゼンともベルトを抜いてしまっていたので、どちらも片側を通しただけとなりました。


PAO工房(私の自宅ですが・・・)にて、修理開始です。
ベルトが乾けばすぐに通るだろうと思っていたのですが、そうはいきません!
ベルトを斜めにカットし、火であぶって先端を固めましたが、外側からは通ったものの、やはり内側から通すのは困難を極めました。
1ヶ所の穴を通ったところで、釣り糸をベルトの先端に通し、その釣り糸を引っ張ります。


それでも刺繍の入った部分は、少し厚くなっているためか、引っかかります。


少しずつ、ベルトを細くカットしながら、ようやく通りました!

いろんな道具を使いながら、自宅で腰をすえてやっても相当な時間がかかります。
山の上では、とてもじゃないですが、修復は難しかったでしょう。
ベルトが抜けてしまうと言うことは、使用上想定の範囲だと思われますが、現場では修正が利きません。
これは、改善の必要があると感じました。
ベルトが抜けにくいように細い穴になっているのだと思われますが、実際に使用している場面で修理ができないことには危険でもあります。
次期モデルでは、改善されていることを願います。


つづいて、こちらは今はなきカジタックスの6本爪アイゼンです。

スノープレートがないために、歩いているときに雪がアイゼンの下で固まると言う、いわゆる雪ダンゴ状態になるとのことで、スノープレートを付けてみることにしました。


と言っても、アイゼンの裏に板1枚付けるだけですので、こちらも自作です。
今回は、家にあったプラスティックのファイルを切り取って、結束バンドで留めるようにしました。


パンチで穴を開けて、4ヵ所を留めました。試作品ですので、果たしてこれで耐えられるのかどうかは、わかりませんが・・・。
ついでに、アイゼンの爪も、少しやすりで研いでおきました。


いずれのアイゼンも、この週末の御嶽山登山で使用予定。
PAO工房特性スノープレートが、役に立つかどうかも楽しみです♪

たび忍 クリ
先日の綿向山の山頂で、バックリ割れてしまったアイゼンのジョイント部分を修理致しました。

と言っても、鉄板が破断されているわけで、シロートではどうしようもありません。
そこで、いつもお世話になっている摂津市商工会青年部の鉄工会社のメンバーにお願いしてみました。


こちらが、切れてしまったアイゼンのジョイントです。


溶接中です。さすがにプロの道具です。
ホームセンターにあるハンダでは、どうにもなりませんねえ。


作業を始めて10分足らずで、溶接完了!アイゼンが、こうして復活したのです。


こちらが、溶接されたジョイント部分。
自宅に戻って、爪も研いでおきました。
道具は壊れたからといって新しいものに買い換えるのではなく、修理すればまだまだ使えるものはあるはずです。
もちろん、シロートではどうしょうもない部分もありますが。
ちなみに、このジョイント部分だけでもメーカーでは販売されておりますので、修理ができなければ部品交換で使えるようになります。

さて、明日は1年ぶりの伊吹山です。

たび忍 クリ
さて、先日(2013年2月11日)登ってきた綿向山ですが、実はその山頂に着いたときに、私のアイゼンが壊れる事態となっておりました。
アイゼンが壊れると言いますか、長さを調節するジョイントの鉄板が破断してしまいました。
もう、かれこれ10年以上も使い続けているアイゼンですから、金属疲労からこうなってしまったのでしょうか。

鉄板の破断と言う想定外の事故ですが、とりあえず応急処置をせねばなりません。
まずは、結束バンドで締めたものの、こちらはあえなく数分も歩かぬうちに切れてしまいました。

仕方なく片方のアイゼンを外し、五合目まで下って再度処置を施します。
針金にて固定させてみましたが、残念ながらこちらも5分ほど歩いたところで切れてしまい、その後は片方のみのアイゼンにて下山しました。


こちらが、そのアイゼン。細い針金でしたが、バッサリ切断されました。

今回は低山でもあり、片方のアイゼンがなくとも下山できましたが、これがもう少し厳しい状況だったとしたら、と考えるとなかなか恐ろしいものでもあります。
『備えよ常に』のボーイスカウトのモットーから、どのような状況になっても対処できるようには考えておりましたが、今回の装備ではまだまだ不足があったようです。
簡単に切れないようなワイヤーでも装備品として用意するように考えてみます。

今週末には伊吹山登山を予定しているので、アイゼンはそれまでに修理に励みます。
アイゼンの爪は使用していると、角が取れて丸くなってきます。
こうなってくるとアイスバーンでは、蹴りこんでも氷にはじき返されてしまいます。
爪はヤスリで研いでおきましょう。

冬の山道具は、一歩間違えれば生命にかかわることもあります。
そういう面から、道具は借りるのではなく、ぜひ自分のモノとして購入することをお勧め致します。
昨日借りてきた道具で満足に使いこなせることができるでしょうか。それも吹雪く山の中で。
アイゼンの大きさを合わすためのレンチがない、なんてことでは、笑い話にもなりません。

ちなみに、壊れてしまったモノや修理が必要な山道具があれば、こちら『PAO工房』にて修理を承りますので、お気軽にご相談ください。

たび忍 クリ
さてさて、昨日、一昨日と雪山の景色の素晴らしさやその楽しみ方等をご紹介したわけですが、やはり天候が悪くなった時のことにも少しふれておきましょう。

天候が良い時には、白く輝く大地に青く遠く広がる空、どこまでも見通せるような展望が広がるわけですが、その一方、吹雪いてきた時には体感温度が一気に下がり、視界不良そしてホワイトアウト。
こうなってくると一気に緊張感が高まります。
それも、登り始めはいい天気だったのに、天候が急変してきたなんてことは良くあることで、雪山に行く限りはそんなこともあるものだとの認識の上で、スタートするしかありません。




【2012.1.4 西穂高・丸山】
冬の西穂高岳は西穂独標までを目指しましたが、西穂山荘を出て稜線に出たところで、吹雪いてきました。
吹雪によってトレースは消え、前を歩く人さえすぐに見えなくなっていきそうです。
この日は、丸山まで登ったところで、西穂独標までの登頂を断念。引き返してきました。




【2012.3.11 氷ノ山】
昨日も紹介した氷ノ山ですが、こちらはホワイトアウトの状況。
起伏の少ないのっぺりとした山頂付近で、こうも吹雪かれてくれば、まったく進む方向がわかりません。
さらに、前後を行く人を見失ってしまえば・・・。
山に行くのに地図とコンパスは必携ですが、こうなってくるとなかなか難しいものがあります。
まず、地図を読むには現在地がわからなければなりません。
天候が良ければ、周りの景色、遠くに見える山、起伏の形状等を地図と照らし合わせながら、現在地を推し量るのですが、視界が利かないとまったくあらぬ方向に進んでいることがあります。

どこをもって遭難と呼ぶのかは難しいところもあるでしょうが、道迷いは遭難の第一歩でもあります。
危険だと感じた時に、何より大切なのが、冷静でいられること。
あとは、装備と体力。
冷静でいられないと言うことは、このままではどうにかなってしまうんじゃないかと、悪い方向に考え、とにかく早く下山しようと突き進んでしまうことになってしまいます。
どんな場合でも、どんな場所でも1日や2日ぐらいは何とかできるような装備、食料、体力があると自分でわかっていれば、焦ることもなくなってくるはずです。
体力をすぐにつけると言うことは、難しいかもしれませんが、装備を充実させることや食料を多めに持っていく何ていうことは、明日からでもできるはずです。
雪山では、重いからといってむやみに荷物を減らすことは、お勧めできません。


【2012.4.1 大山】
こちらは、鳥取県の大山。
春山登山として、多くの人が登っていましたが、ひとたび吹雪きだすと、あっという間に視界はなくなってしまいました。
この時は、3月の氷ノ山での教訓から、竹の枝の先にテープを巻いた道しるべを作って、登りの時に挿しながら歩いてきました。
役に立ったのかどうかはわかりませんが、少なくとも安心感が増したのは事実です。
ただ、帰りに抜き取っていくと、これを頼りに登ってきた人には、申し訳ないなあとの思いはありますが・・・。


経験を積むことによって、どのような状況にも対処することができるようになってきます。
ただ、こちらも体力をつけることと同じで、少しずつ積み重ねていくしかないでしょう。

たび忍 クリ


昨日に引き続きまして、雪山をもう少しご案内しておきましょう。
雪山登山としておりますが、ハイキングか?登山か?何て言うところはなかなか難しいですね。
ハイキングと言う方が、登山よりもちょっと簡単なイメージがありますが・・・。

まあ、そこに明確な違いはないのでしょうが、私が使い分けている分には、まったく私の主観です。
同じ山でも登る季節や天候、コースによっても状況が様々に変わるはずですから、一概にこの山ならハイキング、ここは登山と決められることはないかと思うんですがねえ。
さらに一番は登る本人がどう感じるかと言うことですから、やはりそこは人それぞれの主観になるのではないでしょうか。

さて、今回ご紹介している山は、関西圏から少し離れたところもございます。
登山口までは、多少の時間がかかるかもしれませんが、ただ、いずれの山も日帰りで登れる行程の山です。
天候が良ければ、絶景が広がるところばかりですので、雪山登山を考えておられる方は、ぜひ一度選択肢の一つとして考えてみてください。


【2012.1.22 車山】
長野県の車山です。富士見台登山口より2時間足らずで登れる山頂からは、八ヶ岳を間近に、360度の大展望が広がります。


【2012.2.5 普賢岳】
九州は、長崎県の雲仙普賢岳です。大阪に住んでいるものとしては、九州といえば、暖かいイメージがあるものですが、冬の山ではやっぱり雪も降ったりするんですよねえ。
こちらの写真は、雲仙普賢岳より平成新山の眺めです。
また、このあたりでは霧氷を花ぼうろと呼ぶそうです。木に咲く雪の花のようですね。


【2012.2.18 伊吹山】
こちらは、滋賀県の伊吹山です。
七合目を越えたあたりから、せりあがってくるこの斜面は、なかなか登り応えのあるところです。


【2012.3.11 氷ノ山】
こちらは兵庫県の氷ノ山です。
昨年の雪山では、思い出深い山の一つです。
この写真を撮っている前後には、吹雪かれてすっかりホワイトアウト。
一時はパーティが分かれてしまい、どうなることかと思いましたが、どうにか合流して無事に下山。
雪山の怖さを知った山行でもありました。


【2012.3.29 大日ヶ岳】
岐阜県の大日ヶ岳です。
昨年登った60ほどの山行の中でも、もっとも天候が良かったんじゃないかと思います。
いつまでも見飽きない光景でした。スキー場のリフトを利用すれば、1時間ほどで上がってしまうので、雪山初心者にもお勧めの山ですね。


【2012.4.1 大山】
鳥取県の大山です。
残念ながら山頂付近では、ホワイトアウト状態でまっ白け。
六合目あたりまで下ってきて、ようやく展望が広がってきました。

雪山と言っても、初冠雪のある頃から残雪期まで、もちろん場所にもよりますが、山に雪があるシーズンは意外と長いのかもしれません。
里山では春の息吹が感じられる頃でも、標高の高いところではまだまだ雪がたっぷり残っていることがほとんどです。
雪山に行く時には、装備の対策はもちろん現地の事前調査をしっかり行ってから出掛けましょう!

たび忍 クリ
立春も過ぎましたが、まだまだ寒い日も続きます。
それでも、陽射しには力強さを感じるようになってきましたし、寒暖を繰り返しながらも着実に春へと近づいているのでしょう。

さて、そろそろ暖かい春も待ち遠しいところですが、山にはまだまだ雪の残るところもございます。
今シーズンに雪山デビューでもしてみようかと考えておられる方も、いるのではないでしょうか。
そんな雪山が楽しめるのも、もうあとわずか。
3月も中旬にもなれば、温かい風が吹き出して、残雪のあるところでもすっかり重い雪になってしまいます。
と言うことで、雪山を楽しむのなら、お早めにと言う感じです!

雪山だからと言って、どの山も難しいわけではありません。
積雪の状況と行程を考えていけば、初心者の方でも十分に楽しめる山もあります。
春から秋とは、まったく違ったその雪景色の山を見てしまったら、ぜひもう一度行ってみよう!と思うこと間違いなしです。
天候の良い日の雪山の眺望は、そう感じさせるほどのものがあります。

では、初心者でも楽しめそうな、私が昨年行った関西の山をご紹介しておきましょう。


【2012.1.14 綿向山】
滋賀県の綿向山です。天候はイマイチで、展望はさっぱりでしたが、見事な霧氷と尻セードは堪能できました。


【2012.2.11 蛇谷ヶ峰】
こちらも滋賀県は、蛇谷ヶ峰。低山でありながら、雪山を楽しめます。


【2012.2.12 入道ヶ岳】
三重県は、入道ヶ岳。雪の斜面は、天然の滑り台になります。

【2012.2.26 武奈ヶ岳】
滋賀県の武奈ヶ岳です。この時期ならではの展望が広がります。


以上ご紹介したのは、いずれも大阪から日帰り圏内の山ばかりです。
初心者でも十分楽しめるとは言っても、やはりそこは雪山。
天候によっては、やはり厳しい面も出てきます。
まず、最初は経験者と行くことをお勧め致します。

たび忍 クリ
節分の今日(2013年2月3日)、大阪府は剣尾山へと行ってきました。

雪山もいいけれど、そろそろ暖かい春のハイキングも待ち遠しくなる頃でしたので、雪のなさそうな大阪府は能勢町の剣尾山に決定。
お昼には、山頂でうどんでも作ってみようかと。

昨日は一気に気温があがり、今日も朝から青空の広がるいい天気!
歩き出せば、すぐに身体もあったまってきます。

1時間足らずで剣尾山山頂に到着!
山の上で食べるご飯は何でも美味しく感じるのですが、山の上で作ればさらに美味しさ倍増!
これまで、ラーメンやぜんざいは、何度も作ってきましたが、今回はうどんに挑戦♪


あっという間に、美味しいきつねうどんの出来あがり!

これから、さらに気温も上がっていく時期となりますので、今後も新たなメニューにチャレンジ予定です。
そのためには、地上での研究も必要ということで、旬のクッキング研究会も開催決定!
今後の山頂ご飯にもご期待下さい!

たび忍 クリ
みなさん、1月の3連休はどちらにお出掛けでしたでしょうか?
正月明けてすぐの連休と言うことで、家でゆっくりされた方も多いかもしれません。
また3連休の最終日は爆弾低気圧の通過ということで、各地で大荒れの天気にもなったようですね。

私は、そんな連休の後半2日間で北八ヶ岳へと行ってきました。
今回は、雪山の北八ヶ岳でのスノーシュートレッキングです。

雪山と言うだけで、『怖い』とか『寒い!』と思われている方も多いとは思いますが、実際はそんなに怖い山であったり、寒いところばかりではありません。
もちろん山の高さや場所、雪、天候の状況にもよりますが、初心者の方でも十分に楽しめる雪山はたくさんあります。
何といっても真っ白に染まった雪景色は、冬の間にしか見ることができないし、展望も素晴らしいものがあります。

雪山初心者の方も、今シーズンには一度チャレンジされてみてはいかがでしょうか?
冬の間の楽しみも増えること間違いありません!

さて、そのスノーシューとは、雪上を歩くのに足が沈みこまないように靴に装着する道具で、日本で言うところのかんじきであります。
これをつけていると、柔らかい雪の上を大きなスリッパを履いたような感覚で歩きまわれるのです。
もちろんこれは、靴に装着するだけですので、スキーやスノーボードのようにそれなりの技術が必要なわけではなく、誰でもすぐに雪山を楽しむことができるようになる道具です。
そして雪山は何といっても下りが楽しいのです!
雪が積もっている状況であれば、どこを歩いても構いません。
雪の上を転びながら、滑りながら、いい大人がキャッキャ言いながら楽しんで下ってきます。

その天然の滑り台となった雪の上を滑るために『ヒップソリ』なる道具もあります。
これは、プラスティックでできた大きなしゃもじのようなもので、これに乗って滑る下りるのです♪

で、そのヒップソリを北八ヶ岳に持って行きたかったわけですが、買いに行く時間もありません。
と言うことで、『知恵と工夫で乗りきれ!』と誰の言葉か知りませんが、そんなことを思い浮かべつつ自作することにしました。
材料は家にあるもので・・・。
レジャーシートでいいじゃないか!
物置から引っ張り出してきた、1.5m四方のレジャーシートを二つに折った中心線に向かって両側から折り込みます。
滑る時には、どこか持ち手がいるなあ、と言うことで、握れるように2つの穴を開けました。
さらに、シートだけではクッション制がないので、古い銀マットを切って、座る部分に貼り
付けました。
完成!


こちらが、実際に出来上がったヒップソリならぬシートソリです!

実際に試してみました。

『ヒャッホーーーーーー!!!!!』
快調に滑っているシーンです。
滑る滑る、コリャ面白い!

と言うことで、調子に乗って滑って遊んでおりましたところに、悲劇がおこります。
50m以上はあろうかと言う、面白そうな傾斜が現れました。
当然のように、シートソリに乗って滑り出します。
『シャァーーーーー!』
『ドカッ!』
『うほぉ・・・!!!×××・・・・・・・・・・・・・・』
雪の間から飛び出していた岩に、尾てい骨を強打!
言葉にならないうめき声が漏れ出します。

シートソリは、さらなる改良が必要なようです。

さて、強打した尾てい骨はと言いますと、痛みはあるものの、腫れたり、血が出たりという事はなかったので、その後はおとなしく歩いて下りました。


北八ヶ岳より無事に帰ってきて2日経ちますが、立ったり座ったりしている分には問題ないのですが、寝転ぶと痛みます。
骨折してんじゃないだろうか?
まあ、腫れがないからそんなことはないんだろうけど・・・。
折れていたとしても、どうしようもないところだけに、自然に治るのを待つしかないのでしょうか?

自分で見ることもできない部分でありましたが、鏡で見てみました。
あまり自分で見たことのない眺めでしたが・・・
『あれ!オレって結構いいケツしてんなあ!』

新年早々大当たり。早く完治することを願うばかりです。

たび忍 クリ


みなさま、こんにちは。
すっかり新年も明けましたが、遅ればせながらあけましておめでとうございます。

新年初登りも無事に終えて、正月気分もすっかり抜けたところです。
今年は2年ぶりに、えべっさんにも行ってきました。

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1月10日の本戎は、堀川戎に行ってまいりました。(これもすでに、一昨日のことですが・・・)
境内は大混雑となっているようで、入場制限がかかっております。

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境内に入っても、遅々として進まず。
3年ほど前に、西宮戎でもらった古い笹をこちらで返納しました。
福娘を眺めるのも楽しみでもありますが、古い笹の返納場所付近にいた女性のガードマン(ガードウーマンか?)が、なんとも美人♪福娘よりも、綺麗な方です。
今年は、何かいいことありそうな?

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福笹を買い求める列と本殿を一直線に目指す列が重なり合うため、一向に進みませんが、押され押されしているうちに、本殿前に到達。
お賽銭を投げ込んで、商売繁盛・家内安全を祈願して家路につきました。

では、みなさま本年もどうぞよろしくお願い致します。

たび忍 クリ
みなさま、ごきげんよう。
11月に入り、秋晴れの天気も続いておりますが、気温はグッと下がったように感じます。
秋も深まってきて、そろそろ冬の計画も検討中でしょうか。

さて、今日は近所の酒屋で『三岳』を見つけたので、早速Getしてきました!
それも良心的なお値段でした。
mitake.jpg
知る人ぞ知る、鹿児島県は屋久島の芋焼酎でございます。
私が思うに、芋焼酎の中では一番美味しいのではないかと思うわけでございますが・・・。
まあ、それほどいろんな種類を飲んだかどうだかは、疑わしいところではあります。

さて、来月は忘年会シーズンに入ります。
それまで、持つかどうか・・・。

たび忍 クリ

散々飲んだ打ち上げの帰り道、ふらりとレンタルショップに立ち寄ることがある。
たまには、DVDでも借りてみようかと・・・。

しかし、残念ながら最近どうも面白い作品に出会うことがなかった。
5本借りて、どれもがイマイチ。
あまりの盛り上がりのなさに、途中で見るのをやめてしまうこともしばしば。

そんなことが続いている時に、ようやく楽しめる作品が見つかった。
三谷幸喜監督のコメディ作品『ザ・マジックアワー』

そう言えば、前に観た『ステキな金縛り』も三谷監督作品だったなあ。
安心して楽しめます。





ちなみに、先日の日曜日の打ち上げでは、少々飲み過ぎました。
ま、まいどのことですが・・・。
顔面からアスファルトにコケてしまい、顔中傷だらけ。
面目ない・・・。

たび忍 クリ


『くまモン』や『ひこにゃん』に代表されるように、各地にはゆるキャラと言いますか、ご当地キャラなるものが、あるようです。
で、私が住む大阪府摂津市にもありました!
市の鳥カルガモをキャラクターにした、『セッピイ』です。
ちなみに、『セッピイ』と言う愛称は、摂津市の『セ』と、しあわせの意味である『ハッピィ』から名付けられたようです。

ま、そんなことはともかく、セッピイ商品券が発売されると言うのを、facebookでの友達の記事で知って、早速購入してみました。

セッピイ

摂津市内の多くの店舗で使える500円の商品券が11枚つづりで、5,000円での販売。
プレミアム10%とのことで、即日完売どころか、発売時間前から行列ができるようで、発売数時間後にはどこでも完売となるようです。
次回は、10月30日(火)に市内公共施設にて1,600セットが販売されるとのこと。
平日の朝からの販売で、瞬く間に売り切れとは、恐るべし!

ちなみに昨日購入したセッピイ商品券は、すでにビールへと姿を変えてしまいました。

たび忍 クリ




歩きながら考える~現代的テント泊山行~も3回目となってきましたが、次の山行もあるので、先を急ぎましょう。


林道ゲートを越えて、まだしばらくは平坦な道をわさび平へ向けて歩きます。
林道ゲートには、このような地図が設置されておりました。
sugorokudake_map.jpg
ところで、地図とコンパスはお持ちですよね。

これから山に入ろうと言うのに、時々、地図もコンパスも持たずに来られる方がおられますが、これはどういう考え方からでしょうか。
団体行動だから、付いていけばいい・・・とか?
山で道に迷うなんて事はしょっちゅうあるのに、地図がなければ迷ったことにも気づかないし、コンパスがなければ進むべき方向さえわかりません。
一緒に行く身としては、これほど怖いことはありません。
はぐれてしまったら、どうするんでしょうか。
ビールは大量に担いでいるのに、地図もコンパスも持っていないなんて、笑えませんからね。

目的地も行程もおおよそ事前にわかっているのですから、ある程度の下調べはしておくべきです。
今時、パソコンやケータイがあれば、ある程度の情報は入手できるでしょう。
現在の登山道の状況や同じルートを歩いた人の記録や地図まで。
山に入ってからでは、どうしようもありません。
iPadやiPhoneを持っていてでさえ、山の中では情報は入りません。

まあ、GPSはデータを取得できているわけですから、近い将来もう少し情報伝達網が発展してくれば、スマートフォンさえあれば、何とかなりそうな感じもしますがねぇ。


sugorokudake.jpg
林道を進むも、行く手は厚い雲が垂れ下がる。

天気予報は、曇りのち雨。前半2日間は、芳しくないが、3日目には天気も回復してくるとの予報。
雨は仕方ないが、やはりいまいちテンションは盛り上がらない。
晴れた日を狙って行ければ良いが、やはりそうもいかない社会人。
雨の日に行くのではなく、計画した日が雨だったと言うことになる。

さて、その雨で行くか、行かないか。
中止にするか、行程を変更するか、ここは状況を見ながら、自分たちの体力等も考えての判断となるでしょう。

といっている間に、雨が降り出してきました。
想定内の範囲ですので、カッパにスパッツ、ザックカバーを装着です。
暖かいからと言って、カッパも着ずに歩くのはやめた方がいいですね。
雨に濡れたままでは、身体が冷えてくるし、体力も消耗します。
荷物ももちろん、濡らさないようにするためには、ザックカバーだけではなく、ザックに詰めるパッキング時に防水バッグに入れるなり、ビニール袋に入れると言う工夫が必要です。
シュラフを濡らしてしまった、なんてことになれば、目も当てられません。

カッパは、ゴアテックスに代表されるような防水透湿性の素材のものをお勧めします。
雨は防ぎながら、湿気は逃がすと言うものです。この透湿性がなければ、自分のかいた汗が外に逃げずに、雨に降られなくとも、カッパの内部で全身が濡れてしまうことになります。
そうかと言って、このゴアテックスでも完全ではありません。土砂降りの中を、数時間歩くようなことになれば、どこからか入り込んだ雨で、ずぶ濡れになっているものです。
また、カッパなんていうものは、消耗品ですので、どんなに丁寧に扱っていても、使っているうちにどんどん劣化してきて、防水性も透湿性も損なわれていきます。
雨がしみ込んでくるのを感じるようになってくれば、そろそろ新調する時ですね。

山道具に限りませんが、道具は常にメンテナンスが必要です。
時に、山の道具は、命にかかわることもありますので、アイゼンがさび付いて調整できなくなっていたり、ストックが伸びなくなっていたり、ストーブが点かないなって事がないように、使用後はしっかり手入れすることが大事です。

また山の道具を揃えていくことも必要になってくるでしょう。
何でもそうですが、それ専用のものと言うものは決して安くはないので、初心者のうちからすべてを揃えていくのはなかなか難しいとは思いますが、やはり代替品とは違うものがあります。
この点、最初に道具を揃えるという、カタチから入るのもアリだと思います。

逆に、初心者で道具が何もないのですが、スニーカーでも大丈夫でしょうか?なんて聞かれることがあります。
こんなところで、ハイ大丈夫です、なんて答えようがありません。
行けなくもないけど、お勧めできませんと言うぐらいでしょうか。
究極に考えれば、私は、初心者でも体力さえあれば、どうにでもなると思っております。
装備や経験などより、体力が十分にあるのであれば、どんなところにでも行けるでしょう。
体力が落ちてくるところを装備や経験、知識で補っているのです。
体力も経験もないのであれば、装備でカバーするしかありません。むしろ、そうすべきではないでしょうか。
1ヶ月や2ヶ月程度のトレーニングで体力がつくわけでもなく。
それなら、低山でも毎週末ぐらい、歩いていれば、自然と体力も経験もついてくるものです。

それに必要なものと言うものは、忘れてはなりません。
シュラフがなければ寝ることはできないし、ヘッドランプがなければ暗くなった道は歩けません。アイゼンがなければ雪の上を歩くのは困難ですし、食器がなければご飯も食べにくいでしょう。
代替品や貸せるもので、間に合えばいいのですが、山の中での装備不良はどうにもフォローのしようがありません。
パッキング前にもう一度点検するしかないでしょう。


新穂高温泉より歩いて1時間半ほどで、わさび平小屋に到着。
しばらくして林道も終点となって、小池新道よりいよいよ登山道へと入って行きます。

たび忍 クリ

歩きながら考える~現代的テント泊山行~の続きとしまして、いよいよザックを担いで、新穂高温泉を出発となるのですが、せっかくですし、これからテント泊を考えておられる初心者の方にも参考になるよう、今回の装備もご案内しておきましょう。

個人装備としましては、ザック(50~70L)、昼食、水筒、雨具、防寒具、食器、ヘッドランプ、サングラス、着換え、ストック、アイゼン、スパッツ、シュラフ、マット、非常食、薬・・・等になってきます。
ここに、共同装備としての、テント、コンロ、燃料、鍋、調理器具、食材、ビール等が盛りだくさんにあって、分担して担ぐことになるのです。

ザックとはバックパックのことで、L(リットル)で容量の大きさを表します。同じ容量表示でも各メーカーによってザックの大きさは多少異なってきますが、2泊のテント泊ともなると50L以上は欲しいところです。

水は、山小屋に着けば補給できますが、登山の途中で補給できるかどうかはわかりません。水場と地図に記載されていても涸れていることもあります。
1日歩くのに十分な水分を持っていくことが必要になってきます。では、1日にどれぐらい必要か、と言うところで、一般的に2Lという話もありますが、個人差も大きくあるでしょう。
私は、極端に少ない方だと思いますが、1日の行程で500mlを空けることは、ほとんどありません。
その分、ビールで2Lほど飲むことはありますが・・・。

雨具、防寒具は、晴れてでも夏でも必携です。どんなに天気予報が晴れとなっていても、山ではいつ雨が降り出すかわかりません。また、標高が100m上がるごとに気温は0.6℃下がると言われています。
標高2,000mにまで上がれば、地上とは10℃以上も低いことになります。真夏でも、山の上は涼しいどころか3,000mもある山に登れば、寒くも感じます。

アイゼンとは、雪の上を歩くときに滑らないように鉄の爪がついた登山靴に装着する道具です。夏とは言っても、7月中旬ぐらいでは、標高2,000m以上もあるようなところでは、まだまだ雪が残っています。
スパッツとは、泥除け、雨除けのために、靴の上から膝下あたりまでを保護するものです。

シュラフとは寝袋のこと。
化繊のものとダウンのものがありますが、やはり山では軽くて暖かくコンパクトになるダウンの製品がお勧めです。
ダウンは濡れるとなかなか回復しないので、ここはあわせてシュラフカバーも必要になってきます。

マットは、シュラフの下に敷くものです。
山のキャンプ地では、オートキャンプ場のように整備されたところはありません。石がゴロゴロ、デコボコなところがほとんどです。
マットがあれば、多少の石ころがあっても、快適に眠ることができます。

こうやってみてくると、夏山登山のテント泊と言ってもなかなかの装備が必要になってきますね。
最初から全部揃えるのは、ちょっと難しい気もしますが、どれもが必要なものばかりです。

服装は、吸水速乾性のあるポリエステル等の素材のものや、保温性のある素材のものを組み合わせてください。
綿製品は、汗を吸って乾きにくく、身体を冷やすことになってきますので、お勧めできません。
登山靴は、足を保護するためにもハイカットのものをお勧め致します。


さてさて、装備も確認できたところで、この出発地点のご案内。
ここは新穂高温泉無料駐車場で、登山者用の駐車場となっております。
150台停められるとのことですが、夏山シーズンも最盛期になれば午前4時頃には、いっぱいになるとの事。
我々が入ったのは、午前6時前頃でしたが、まだ7割ほどの混み具合でした。

駐車場内には仮設のトイレが2台設置されてあり、簡易の水洗でしたがなかなかきれい。
山でのトイレも気になるところですが、山小屋のトイレはほとんどが汲み取り式で、紙も捨てられません。
トイレ内に設置されたゴミ箱に使用後の紙は捨てることになります。トイレットペーパーが置かれてあることは、ほとんどありませんので、テント泊に限らず、山小屋泊でもティッシュペーパーは、必携品となります。
また、山小屋のトイレのし尿は、ヘリコプターで下ろしており、登山者の費用負担の面からも、多くのトイレがチップ制(1回100円ほど)となっています。

駐車場から歩いて5分ほどで、新穂高温泉バスターミナル。ここには、水洗のトイレが整っています。
蒲田川に架かる橋を渡って、林道を進み、いよいよ登山道へと入って行きます。

と、なってきたところで、続きはまた次回へ。
(なかなか進まんなあ・・・)

たび忍 クリ


ようやく梅雨が明けたかと思ったら、一気に夏の日差しで、猛暑が続いているよう。
長雨が続いたあとのこの猛暑では、日本って本当に住みやすいところなのか?と考えてしまいますが、どうなんでしょうかねえ。
日中はやたら歩き回ることはできないし、室内でもエアコンがないと快適に過ごすことはできませんから、海外からの旅行者も、この時期の日本旅行は避けるかも知れませんね。

さて、先週末から海の日を含む3連休で、私は長野県は北アルプスの双六岳へと行ってきました。
梅雨末期特有の土砂降りとなる天候ではありましたが、予定コースを一部変更して、テント泊で歩いてきました。

必要以上に詰め込んだ装備で重く肩にのしかかるザックを背負って、何を思いながら歩いているのか。
思い浮かんでは消えていく由無し事ではありますが、時にはこれから登山を始めてみようと考えている人にとっては、参考になることもあるかもしれません。
まあ、ほぼ私の独断ですので、たいしたことはありませんが、今回のテント泊登山をもとに、歩きながら考えたことを綴ってゆきます。


なぜ、テント泊なのか?
ハイキングや登山を始めて、だんだんと楽しさを感じてくるようになってくると、日帰りの行程では飽き足らなくなってきて、次には1泊での山行(さんこう)を考えるようになってくるでしょう。
山の中で1泊するわけですから、宿泊を考えると山小屋かもしくはテントか、と言うことになってきます。
山小屋泊であれば、食事も寝具もトイレもあって水もある。さすがにお風呂まではありませんが、混んでいなければ快適に泊まることができるはずです。
片やテント泊になれば、テントやシュラフ(寝袋)、マットはもちろん、自炊となるために食材から調理器具、コンロ、水まで担いでいかねばなりません。
それでもテント泊で行こうというのには、もちろん宿泊代の面もあるでしょうが、食事時間も消灯時間も決まっている山小屋よりも自由を求めるからだと思えます。

それにしても、今回の双六岳登山。
今やできうる限り荷物を減らし、軽量化された山道具を使用し、楽々と山に登ろうとする時代ではありますが、時代遅れか時代錯誤か?まさに時代を逆行するかのような食料装備であります。
参加人数が急遽8名から7名に減ったところはありますが、おおよそ2泊分とは思えない食材に酒!
ビール(350ml)だけでも30本オーバーのところに、マッコリ、焼酎、ワインと並んだ光景には、下界でこれから宴会だというところでは、嬉々とするご同輩もこれからこれを担いで歩くとなると、どうにも顔が曇りがち。

それでも、なんとなんと、スルスルと各人のザックに共同装備が吸い込まれていくではありませんか!
なんとも頼もしい今回のメンバーであります。
もちろん誰にも応分して共同装備をお持ちいただくのではなく、みなそれぞれの体力の余裕のあるところで、持っていただいているので、これから参加してみようかな、なんて考えられている方はご心配なく。

『重い!』『入らない!』なんて事を言いながらも、パッキングは終了していよいよ出発となるのです。

さて、今回のこの双六岳登山の行程は、新穂高温泉よりわさび平小屋を経て小池新道=鏡平=弓折岳=双六小屋キャンプ場までコースタイムで約7時間。
双六小屋から双六岳までは往復約2時間、三俣蓮華岳まで行けば往復約3時間、樅沢岳なら往復1時間といったところ。
双六小屋キャンプ場で1泊した翌日は、笠ヶ岳山荘のキャンプ場まで約6時間。
最終日は、笠ヶ岳より新穂高温泉まで笠新道を辿って、約5時間といったところ。
大枠はこんな感じで、あとは天候・進捗状況によって、行程を考えていきます。
果たして、どうなるか、と言ったところで、続きはまた次回へ!

たび忍 クリ


昨日(2012年7月3日)は、事務所の近くで、田部井さんの講演会があるというので、行ってきました。


settsushi-communityplaza.jpg
会場は、こちらの摂津市立コミュニティプラザです。

あ、田部井さんとは、登山家で女性で初めてエベレスト登頂に成功された、田部井淳子さんのことです。

事前の案内では、定員120名とのことでしたが、最終的には、300席ほどがほぼ満席になっていました。

摂津市の女性大学入学記念講演とのことで、8割以上の参加者は女性でした。
もちろん、講演時間が13時半からですから、そんな感じにはなるのでしょうが・・・。
なぜ、私が行けているのかは、不明です。

59歳までに登った海外の山が約85。60歳以降に登った海外の山が、約85。
御年72歳とのことですが、そうは見えない。
さすが、女性初の7大陸最高峰の登頂者というところでしょうか。
話も面白い!
登山だけではなく、日常も忙しくされているとのこと、そこがやはり元気であることの秘訣なのでしょうか。
まだまだ、これからも世界の山に登るという目標もあるようです。

『人生は8合目からがおもしろい』との講演のサブタイトルがついておりました。
私の人生もおもしろいと思っておりますが、まだまだおもしろいことはこれからもありそうです。

講演の中で、ぜひとも日本人なら一度は富士山へ登ってくださいとのこと。
今年は、久しぶりに富士山へ、そして剣ヶ峰へも登ってみようかと計画中であります。

たび忍 クリ
梅雨らしく雨が降り続いておりますが、今日は早くも夏至。
いよいよ夏の到来となるのですが、日本ではこの梅雨があるばっかりに、本格的な夏を感じるのは、まだもうちょっと先になるのでしょうか。
で、今年の立秋が8月7日とのことですから、梅雨明け後から立秋までは、1ヶ月あるかないかと言ったところですね。
そう考えると、やっぱり日本の夏は、短いように感じます。
もちろん、立秋を過ぎても夏らしい天気に気温はしばらくは続くのでしょうが。

で、夏至。
北半球では日中時間が一番長い日でありますが、と言うことは、明日からはどんどん昼間の時間が短くなっていくと言うことで、そう考えるとなぜか物悲しくなってきます。
そして、なぜだかわかりませんが、『夏至』と聞いて思い浮かぶのが、小学生の頃に真夏の太陽が沈もうとする頃まで、近所の広場で友人たちと野球をして遊んでいる風景なのです。
今考えれば、これは夏至のイメージでは、ありませんけどね。


日が長い、と言うことで思い出すのがもう一つ。
数年前に行った、カナダはユーコン川が流れるホワイトホース。
5月でしたけど、日が暮れだすのが、23時を過ぎてから、日が沈んだと思ったら3~4時間後にはもう明るくなってきていたのを覚えています。
明るい時間が長いので、仕事が終わってからゴルフに出かけたりするなんて言う話も聞いたなあ。

ユーコンで思い出したので、現地でレンタルカヌー&カヌーツアーをやっている知人のFacebookをのぞいてみた。
ここ数日天気が悪いようで、外気温9℃。暖房をつけているようです。

久しぶりにカヌーでのんびりリバーツーリングにも、行ってみたいなあと感じる今日この頃です。

たび忍 クリ

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たび忍 クリ
性別:
男性
職業:
旅行会社勤務
趣味:
登山・キャンプ・釣り・カヌー・旅行
自己紹介:
金融機関に勤めること14年。何を思ったかアウトドアに特化した旅行会社だ!と言うことで、旅行業界へ転身。2007年ゼロからのスタートを切った。

【渡航歴・旅行歴】
海外…中国、香港、韓国、インドネシア、フィリピン、インド、ネパール、マレーシア、シンガポール、ベトナム、オーストラリア、トルコ、ギリシア、モロッコ、エジプト、ケニア、イタリア、フランス、デンマーク、ノルウェー、カナダ、アメリカ合衆国、コスタリカ、ペルー、アルゼンチン、チリ

国内…北海道、青森、秋田、山形、福島、宮城、群馬、栃木、東京、千葉、神奈川、新潟、富山、石川、福井、長野、山梨、三重、奈良、京都、和歌山、兵庫、岡山、鳥取、島根、広島、山口、香川、徳島、愛媛、高知、福岡、長崎、佐賀、大分、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄
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