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 先日のこと、新しく買ったガソリンストーブの報告メールが届きました。
『早速近くの山で使ってみたんですが、ストーブごと火だるまになってしまいチョー焦りました。』・・・と。
思わず、笑ってしまいました。

が、本人はそれどころではなかったでしょう。
後日、出火事件の絵まで送られてきました。


11700240.jpeg

またまた笑ってしまいましたが、よくできた絵でもあり、私が一押しのガソリンストーブのことですから、ここはみなさんへの注意もかねて、報告しておきます。

さて、この絵を見る限りでは、赤い炎がいろんなところから立ち上がっております。
ガソリンストーブでは、慣れないうちはこんなことがたまにあったりもするのですが、ここでうろたえてはいけません。

ゴトク以外から出ている炎は、おそらくガソリン注入時にこぼれたものに、引火したものだと考えられます。
ガソリン注入には、ちょっとしたコツがあれば、こぼれることはありません。
注入専用の器具を使うとか、紙コップに入れてから注入するとか。
まあ、注入時にこぼれてしまったものは仕方がありませんので、よくふき取ってください。
ふき取っておけば、このようなことは起こりませんので、これから購入を考えておられる方もご安心ください。

次に、ゴトクの上に立つ赤い炎ですが、これは圧力不足であろうと考えられます。
ガソリンストーブは、ポンピングを行うことにより内圧を高め、ガソリンを気化させて着火します。
ここでの圧力が足りないと、この絵のように弱い力で噴き出したガソリンは、赤い炎となって立ち上がります。
そのような場合でも、さらにポンピングを続けることにより、炎は次第に青く強くなって安定してくることでしょう。

ガスストーブでは、このようなことは起こりにくいと考えられますが、ガソリンストーブにはそれはそれなりの良いところもあります。
作りがシンプルで頑丈でもあるためほぼメンテナンスなしで、私のガソリンストーブは、20年近く使っている今でも現役です。
それに、ランニングコストもガスより安上がりでしょうし、何といっても今のような冬の寒い時期においても、強く安定した火力が期待できます。

この事件当時は、『消火に飲料水も使い果たし、喉の渇きを我慢しながらとぼとぼ下山しました。』とのことです。
まあ、一歩間違えれば山火事になっていたかもしれませんので、無事で何よりです。

また次回、ガソリンストーブ講習会でも開催致しましょう。

 
ガソリンストーブが使えこなせてこそ、一人前のアウトドアズマンです!


たび忍 クリ


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「たび忍クリ」が つれづれなるままに書きつける、 『栗コラム』不定期連載中!!
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たび忍 クリ
性別:
男性
職業:
旅行会社勤務
趣味:
登山・キャンプ・釣り・カヌー・旅行
自己紹介:
金融機関に勤めること14年。何を思ったかアウトドアに特化した旅行会社だ!と言うことで、旅行業界へ転身。2007年ゼロからのスタートを切った。

【渡航歴・旅行歴】
海外…中国、香港、韓国、インドネシア、フィリピン、インド、ネパール、マレーシア、シンガポール、ベトナム、オーストラリア、トルコ、ギリシア、モロッコ、エジプト、ケニア、イタリア、フランス、デンマーク、ノルウェー、カナダ、アメリカ合衆国、コスタリカ、ペルー、アルゼンチン、チリ

国内…北海道、青森、秋田、山形、福島、宮城、群馬、栃木、東京、千葉、神奈川、新潟、富山、石川、福井、長野、山梨、三重、奈良、京都、和歌山、兵庫、岡山、鳥取、島根、広島、山口、香川、徳島、愛媛、高知、福岡、長崎、佐賀、大分、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄
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