ようやく梅雨が明けたかと思ったら、一気に夏の日差しで、猛暑が続いているよう。
長雨が続いたあとのこの猛暑では、日本って本当に住みやすいところなのか?と考えてしまいますが、どうなんでしょうかねえ。
日中はやたら歩き回ることはできないし、室内でもエアコンがないと快適に過ごすことはできませんから、海外からの旅行者も、この時期の日本旅行は避けるかも知れませんね。
さて、先週末から海の日を含む3連休で、私は長野県は北アルプスの双六岳へと行ってきました。
梅雨末期特有の土砂降りとなる天候ではありましたが、予定コースを一部変更して、テント泊で歩いてきました。
必要以上に詰め込んだ装備で重く肩にのしかかるザックを背負って、何を思いながら歩いているのか。
思い浮かんでは消えていく由無し事ではありますが、時にはこれから登山を始めてみようと考えている人にとっては、参考になることもあるかもしれません。
まあ、ほぼ私の独断ですので、たいしたことはありませんが、今回のテント泊登山をもとに、歩きながら考えたことを綴ってゆきます。
なぜ、テント泊なのか?
ハイキングや登山を始めて、だんだんと楽しさを感じてくるようになってくると、日帰りの行程では飽き足らなくなってきて、次には1泊での山行(さんこう)を考えるようになってくるでしょう。
山の中で1泊するわけですから、宿泊を考えると山小屋かもしくはテントか、と言うことになってきます。
山小屋泊であれば、食事も寝具もトイレもあって水もある。さすがにお風呂まではありませんが、混んでいなければ快適に泊まることができるはずです。
片やテント泊になれば、テントやシュラフ(寝袋)、マットはもちろん、自炊となるために食材から調理器具、コンロ、水まで担いでいかねばなりません。
それでもテント泊で行こうというのには、もちろん宿泊代の面もあるでしょうが、食事時間も消灯時間も決まっている山小屋よりも自由を求めるからだと思えます。
それにしても、今回の双六岳登山。
今やできうる限り荷物を減らし、軽量化された山道具を使用し、楽々と山に登ろうとする時代ではありますが、時代遅れか時代錯誤か?まさに時代を逆行するかのような食料装備であります。
参加人数が急遽8名から7名に減ったところはありますが、おおよそ2泊分とは思えない食材に酒!
ビール(350ml)だけでも30本オーバーのところに、マッコリ、焼酎、ワインと並んだ光景には、下界でこれから宴会だというところでは、嬉々とするご同輩もこれからこれを担いで歩くとなると、どうにも顔が曇りがち。
それでも、なんとなんと、スルスルと各人のザックに共同装備が吸い込まれていくではありませんか!
なんとも頼もしい今回のメンバーであります。
もちろん誰にも応分して共同装備をお持ちいただくのではなく、みなそれぞれの体力の余裕のあるところで、持っていただいているので、これから参加してみようかな、なんて考えられている方はご心配なく。
『重い!』『入らない!』なんて事を言いながらも、パッキングは終了していよいよ出発となるのです。
さて、今回のこの双六岳登山の行程は、新穂高温泉よりわさび平小屋を経て小池新道=鏡平=弓折岳=双六小屋キャンプ場までコースタイムで約7時間。
双六小屋から双六岳までは往復約2時間、三俣蓮華岳まで行けば往復約3時間、樅沢岳なら往復1時間といったところ。
双六小屋キャンプ場で1泊した翌日は、笠ヶ岳山荘のキャンプ場まで約6時間。
最終日は、笠ヶ岳より新穂高温泉まで笠新道を辿って、約5時間といったところ。
大枠はこんな感じで、あとは天候・進捗状況によって、行程を考えていきます。
果たして、どうなるか、と言ったところで、続きはまた次回へ!
たび忍 クリ
長雨が続いたあとのこの猛暑では、日本って本当に住みやすいところなのか?と考えてしまいますが、どうなんでしょうかねえ。
日中はやたら歩き回ることはできないし、室内でもエアコンがないと快適に過ごすことはできませんから、海外からの旅行者も、この時期の日本旅行は避けるかも知れませんね。
さて、先週末から海の日を含む3連休で、私は長野県は北アルプスの双六岳へと行ってきました。
梅雨末期特有の土砂降りとなる天候ではありましたが、予定コースを一部変更して、テント泊で歩いてきました。
必要以上に詰め込んだ装備で重く肩にのしかかるザックを背負って、何を思いながら歩いているのか。
思い浮かんでは消えていく由無し事ではありますが、時にはこれから登山を始めてみようと考えている人にとっては、参考になることもあるかもしれません。
まあ、ほぼ私の独断ですので、たいしたことはありませんが、今回のテント泊登山をもとに、歩きながら考えたことを綴ってゆきます。
なぜ、テント泊なのか?
ハイキングや登山を始めて、だんだんと楽しさを感じてくるようになってくると、日帰りの行程では飽き足らなくなってきて、次には1泊での山行(さんこう)を考えるようになってくるでしょう。
山の中で1泊するわけですから、宿泊を考えると山小屋かもしくはテントか、と言うことになってきます。
山小屋泊であれば、食事も寝具もトイレもあって水もある。さすがにお風呂まではありませんが、混んでいなければ快適に泊まることができるはずです。
片やテント泊になれば、テントやシュラフ(寝袋)、マットはもちろん、自炊となるために食材から調理器具、コンロ、水まで担いでいかねばなりません。
それでもテント泊で行こうというのには、もちろん宿泊代の面もあるでしょうが、食事時間も消灯時間も決まっている山小屋よりも自由を求めるからだと思えます。
それにしても、今回の双六岳登山。
今やできうる限り荷物を減らし、軽量化された山道具を使用し、楽々と山に登ろうとする時代ではありますが、時代遅れか時代錯誤か?まさに時代を逆行するかのような食料装備であります。
参加人数が急遽8名から7名に減ったところはありますが、おおよそ2泊分とは思えない食材に酒!
ビール(350ml)だけでも30本オーバーのところに、マッコリ、焼酎、ワインと並んだ光景には、下界でこれから宴会だというところでは、嬉々とするご同輩もこれからこれを担いで歩くとなると、どうにも顔が曇りがち。
それでも、なんとなんと、スルスルと各人のザックに共同装備が吸い込まれていくではありませんか!
なんとも頼もしい今回のメンバーであります。
もちろん誰にも応分して共同装備をお持ちいただくのではなく、みなそれぞれの体力の余裕のあるところで、持っていただいているので、これから参加してみようかな、なんて考えられている方はご心配なく。
『重い!』『入らない!』なんて事を言いながらも、パッキングは終了していよいよ出発となるのです。
さて、今回のこの双六岳登山の行程は、新穂高温泉よりわさび平小屋を経て小池新道=鏡平=弓折岳=双六小屋キャンプ場までコースタイムで約7時間。
双六小屋から双六岳までは往復約2時間、三俣蓮華岳まで行けば往復約3時間、樅沢岳なら往復1時間といったところ。
双六小屋キャンプ場で1泊した翌日は、笠ヶ岳山荘のキャンプ場まで約6時間。
最終日は、笠ヶ岳より新穂高温泉まで笠新道を辿って、約5時間といったところ。
大枠はこんな感じで、あとは天候・進捗状況によって、行程を考えていきます。
果たして、どうなるか、と言ったところで、続きはまた次回へ!
たび忍 クリ
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- 最新TB
- プロフィール
HN:
たび忍 クリ
HP:
性別:
男性
職業:
旅行会社勤務
趣味:
登山・キャンプ・釣り・カヌー・旅行
自己紹介:
金融機関に勤めること14年。何を思ったかアウトドアに特化した旅行会社だ!と言うことで、旅行業界へ転身。2007年ゼロからのスタートを切った。
【渡航歴・旅行歴】
海外…中国、香港、韓国、インドネシア、フィリピン、インド、ネパール、マレーシア、シンガポール、ベトナム、オーストラリア、トルコ、ギリシア、モロッコ、エジプト、ケニア、イタリア、フランス、デンマーク、ノルウェー、カナダ、アメリカ合衆国、コスタリカ、ペルー、アルゼンチン、チリ
国内…北海道、青森、秋田、山形、福島、宮城、群馬、栃木、東京、千葉、神奈川、新潟、富山、石川、福井、長野、山梨、三重、奈良、京都、和歌山、兵庫、岡山、鳥取、島根、広島、山口、香川、徳島、愛媛、高知、福岡、長崎、佐賀、大分、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄
【渡航歴・旅行歴】
海外…中国、香港、韓国、インドネシア、フィリピン、インド、ネパール、マレーシア、シンガポール、ベトナム、オーストラリア、トルコ、ギリシア、モロッコ、エジプト、ケニア、イタリア、フランス、デンマーク、ノルウェー、カナダ、アメリカ合衆国、コスタリカ、ペルー、アルゼンチン、チリ
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